黄金町バザール

今回黄金町での街再生プロジェクトでリノベーションさせていただいている物件、前回ご紹介した『黄金町エリアマネジメントセンター』と、『AスタジオHINODE』。
AスタジオHINODEは、3階建ての建物で居酒屋⇒ある団体の拠点として使われたのち、アーティストの展示スペースとして今回のプロジェクトで生まれ変わります。

　　　　
外壁には木で色分けを。

　　　
古い壁紙と畳のイメージを払拭するように。。。
　　
　　
床をグリッドで塗りわけ。


ディテールにコダワリ、壁紙のイメージをなくすためにテクスチャーをつけ、素材感のある壁に。
今後の展示等考慮し、天壁は白のまま、床で遊ぶ事にしました。

古い建物を用途に応じて作りかえるのは最近ではリノベーションとして珍しくありませんが、ペイントを使い、その色と質感よって空間が生まれ変わるという面白さは一目瞭然。
今後も様々な技術を駆使し、デザイン性と機能性の両面で空間を表現する事で、用途に合わせた場所を創る事の可能性を考え、『再生』というプロジェクトに目を向けていこうと思います。

『黄金町バザール』の詳細はこちら。
MAP

『アートによる街の再生』

横浜市中区黄金町
というと、戦後、違法飲食店や麻薬の密売所などに街が様変わりしダークなイメージが長年続いていましたが、近年『街の再生』という新しいテーマのもとに大きく変化しています。
国内外のアーティストが製作展示をしたり、地域交流をはかったり、アートによる街づくりと称し、そこに行政や地域、様々な要素が加わり、9月からは『黄金町バザール2009』というイベントも開かれます。

その再生プロジェクトに建物のリノベーションでご協力させていただいています。

　
拠点となる、「黄金町エリアマネジメントセンター」この外観もデザインからご協力します。すぐ近くには京急線が走り、その窓からのアイキャッチとなる色を使って計画しています。



今年は、「まちあるき」をテーマに、黄金町の過去、現在、未来をアートとまちづくりの観点から見つめ直すというプランを展開するそうです。
人が流れ、街が生まれ変わっていく様をみるのがとても楽しみです。

キッズワークショップ

先日、本牧の大鳥中学校コミュニティハウスにて、小学生を対象に、『メッセージボードを作ろう！』のワークショップを開催しました。

　　

まず紙に絵を描く事から。
そこから切り抜きを作り、ステンシルのようにスポンジでポンポン色を入れていきます。
予想外のアイデアが出たり、子供達の発想力にこちらも楽しませてもらいました。親子参加の作品は、お父さんの力作。結構大人もはまります。

「またやりたーい！」との子供達の反応が嬉しく、作る事の楽しさを皆で体感する事が出来本当に良かったー。

本当は、皆で壁を塗ろう！
で、学校を塗り替えられたらいいねー。


　

特殊塗装

夜間作業を終えた足でそのまま向った郡山での特殊塗装の現場、ペインターにとってはかなり過酷な日々となりましたが…バッチリきまりました！



　　

かなりコダワリのあるオーナーさん、素材選びも全て自ら動いて作り上げている物件、そのコダワリに応えるべく奮闘。。
全体に統一感が出て、イメージされていた雰囲気が表現できました。

この達成感もつかの間、ヤマグチはまた夜間作業の現場に直行したのでした…







現場近くの駅。
何だかとても懐かしい風景で…

田舎での通学は電車が1時間に1本で。。。昔は、手を振って電車が待ってくれたりしたっけ。って思い出が頭を巡り、、
ってもう10年以上前の話ですが…

花器

植栽の企画デザインや、ディスプレイなどなど、植栽に関する様々なお仕事をされている方からのご依頼で鉢の塗装を。
色や形、いろいろあるけどなかなかイメージどおりの花器ってないそう。。
確かに。
植物で空間デザインをするとなると、花器も大事な要素。


今回はお客さんの希望の色で。